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超音波診断装置(エコー)

今回のトピックスでは、たなべ内科クリニックにて使用している超音波診断装置(エコー)について説明します。超音波診断装置は、プローブという超音波発生装置の先端にゼリーをつけて患者さんの体に当てて、プローブの先端から超音波を出すこで、患者さんの体の中の状態を画像にして観察することができる画像診断装置です。原理的には、魚群探知機や暗闇の中のコウモリと同じ原理です。ゼリーを付けたプローブを患者さんの体に当てるだけなので、患者さんには痛みもなく、検査による危険も全くありません。腹部の肝臓、胆嚢、腎臓、膵臓などの臓器や、頸部の甲状腺やリンパ節なども観察できるし、また心臓の動きや血管などの観察もでき、心臓や血管内の血液の流れ方なども評価できます。いいとこずくめの様に聞こえますが、エコーにも欠点はあり、空気があるとその下が見えなくなるので、観察できるのは基本的には中に空気が入っていない臓器となります。

たなべ内科クリニックで開院時に採用した超音波装置はHitachi-Aloka社の新機種であるARIETTA 65です。エコーの装置は年々画質が向上しており、当院が開院して約1年間、このARIETTA 65で検査を行ってきましたが、その画質の高さに大変驚いています。そのクリアな画質により、当クリニックでも、エコー検査にてほんの1年の期間でたくさんの疾患を診断してきました。今後、トピックスのコーナーで何回かにわたって、エコー検査で診断できる病気やエコー検査の有用性について説明していきたいと思います。