令和6年コロナワクチンの予約について
クリニックからおしらせ · 09日 10月 2024
令和6年10月15日以降に、高齢者のコロナワクチン定期予防接種が開始になります。対象者は65歳以上の高齢者です。呉市に住民票があり呉市在住の方は市からの補助が出るために、2100円の自己負担でコロナワクチンの接種が可能です。呉市のコロナワクチンの定期予防接種は、令和6年10月15日から令和7年1月31日までとなっています。たなべ内科クリニックでも高齢者へのコロナワクチンの予防接種を、10月15日以降に開始します。使用するワクチンは、ファイザー社のコミナティ筋注シリンジです。ワクチン接種をご希望の方は、クリニックの診療時間内に電話(0823 -71-1001)で予約を取ってください 。またインフルエンザワクチンとの同時接種も可能です。呉市に住民票がある呉市在住の方は、市からの補助があるために、インフルエンザワクチンの接種は、1000円の自己負担で接種が可能です。コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種をご希望の方も、電話での予約をお願いします。(詳しい説明をご覧になりたい方は、「続きを読む」を押して下さい。)

令和6年インフルエンザワクチンの予約について
クリニックからおしらせ · 07日 10月 2024
たなべ内科クリニックでは、令和6年のインフルエンザワクチンの予防接種は10月中旬から開始する予定で、現在予約を受け付けています。呉市に住民票がある呉市在住の方のうち65歳以上の人は、呉市からの補助があるため、インフルエンザの予防接種は1000円で接種が可能です。(それ以外の方は、35000円での自費での接種になります) 接種をご希望の方はクリニックの診療時間内に、電話での予約(0823‐71‐1001)のほどよろしくお願いします。 なお、たなべ内科クリニックでのインフルエンザの予防接種は、中学生以上の方とさせていただきます。小児の方でインフルエンザワクチンの予防接種をご希望の方は、大変申し訳ありませんが近隣の小児科のクリニックなどにてご相談いただければと思いますので、ご理解の程よろしくお願いします。

10月31日(木)の午後診療時間変更のお知らせ
クリニックからおしらせ · 01日 10月 2024
2024年10月31日(木)は、午後から小学校の就学時健診の診察に行くことになりました。そのため、たなべ内科クリニックの午後の診察開始時間は、普段は15時からですが、10月31日(木)の午後の診察開始時間は16時からに変更し、同日の午後の診療時間は16時から18時までとなります。 午前の診察時間は9時から12時30分までで、普段と変更はありません(ただし、診察受付終了時間は正午)。 ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いします。

排便障害(便が出ない)
トピックス · 29日 9月 2024
排便障害の原因としては、小腸や大腸の内腔が狭窄し物理的に排便が困難になる器質性の排便障害と、腸管内腔の形態異常はないものの腸管の蠕動運動が低下することで生じる機能性の排便障害があります。頻度として多いのは「いわゆる便秘」である機能性の排便障害であり、便秘の場合は規則正しい生活をしてストレスを減らし、生活習慣の改善などにより症状が軽減することも多いものの、症状が強い場合には内服薬での治療が必要になります。機能性の排便障害における腸管の蠕動運動低下には、抗精神病薬などの内服薬の影響や、甲状腺機能低下症やパーキンソン病などの他疾患の影響がある事もあり、これらの要因が関与している場合は内服薬の調節や原疾患の治療が必要になります。器質性の排便障害の原因には、腸閉塞による腸管閉塞や、大腸癌などの腫瘍性病変、クローン病や虚血性大腸炎などで生じる腸管狭窄・閉塞があげられます。器質性の排便障害の場合には外科的な治療が必要になることも多く、各種検査によりその原因疾患を的確に診断し治療方針を決定することが必要になります。(さらに詳しい説明と画像が見たい方は、「続きを読む」を押して下さい。)

帯状疱疹
トピックス · 19日 9月 2024
帯状疱疹とは、水痘・帯状疱疹ウイルスにより痛みを伴う発赤調の皮疹や水泡を認める病気です。水痘(みずぼうそう)になった後に体内の神経に潜んでいたウイルスが、加齢や病気などにより免疫力が低下すると、再活性化し痛みを伴う皮疹を生じます。帯状疱疹は加齢に伴い発症率が上昇し、50歳以上の人で増加し、80歳までに3人に一人が発症すると言われています。痛みを伴う皮疹を認めると、典型的な症例では比較的診断は容易ですが、初期には皮疹が見られず痛みの症状しかないこともあり、診断に苦慮することもあります。さらに顔面や頭部に発症した帯状疱疹では、視力障害や聴力障害、めまいや顔面神経麻痺などの症状を示すことがあるため注意が必要です。また、皮疹が改善した後にも、強い痛みや感覚障害が継続することがあり、この帯状疱疹後の神経痛は高齢者になるほどリスクが上がります。帯状疱疹の治療は抗ウイルス薬による治療や、痛みに対しては鎮痛薬の内服治療が行われ、50歳以上の人では予防接種が、帯状疱疹の発症予防や発症後の神経痛のリスク軽減に有効です。(さらに詳しい説明や画像が見たい方は、「続きを読む」を押してください。)

超音波検査(十二指腸)
トピックス · 09日 9月 2024
十二指腸は胃と小腸の間にある腸管で、膵臓の膵頭部周囲を回るように位置し、正常の十二指腸は胃に隣接する壁の薄い腸管としてエコーで見えます。十二指腸は壁が薄く胃から入ってすぐの十二指腸球部は腸管ガスが溜まりやすいため、エコーで観察しにくいことも多いものの、十二指腸に炎症が起こると壁肥厚した十二指腸壁がエコーで見えることもあります。アニサキスはサバやイカなどの海産物につく線状の寄生虫で、アニサキスが寄生する海産物を生食しアニサキスが胃壁に食いつくとアニサキスに対するアレルギー反応により胃は肥厚し腹痛を生じ、アレルギー反応が高度になると十二指腸の壁肥厚も認めます。また、胃から分泌された胃酸により十二指腸に粘膜損傷を起こすことで十二指腸潰瘍は発生し、十二指腸潰瘍はほとんどの場合に胃に隣接している十二指腸球部に、特に十二指腸球部前壁に好発します。胃潰瘍と同様に潰瘍自体は基本的にエコーでは描出は困難ですが、肥厚した十二指腸壁と潰瘍内に貯留した腸管ガスを描出することで、エコーでも十二指腸潰瘍の発生を推測できることがあります。(さらに詳しい説明や画像が見たい方は、「続きを読む」を押して下さい。)

黒色便(便が黒い)
トピックス · 28日 8月 2024
黒色便とは真っ黒の色の便で、少し濃い褐色というような濃い色の便というよりはアスファルトの様に真っ黒な便で、海苔の佃煮や墨の様に真っ黒な便を指します。このような便が出た時には消化管出血の可能性があり注意が必要です。血液には鉄分が多く含まれており、胃や十二指腸などの上部消化管から出血すると、出血した血液の鉄成分が胃酸により酸化され黒色になります。一方で、肛門に近い大腸からの出血では赤~暗赤色の便が出ます。胃や十二指腸は血流が豊富な臓器で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などによる出血では大量出血となることもあります。吐血として血を吐く症状がでると緊急事態であることは誰でも気づくものの、血液が小腸側に流れ黒色便になると大量出血をしていても気がつかずに、知らぬ間に貧血が進行して時にショック状態になることもあります。一般的に大腸からの出血に比べて胃や十二指腸からの出血は重篤なことがあり、黒色便が出た時は医療機関への早急な受診が必要で、その原因を調べるための内視鏡検査や、場合によっては内視鏡による止血治療が必要になることもあります。(さらに詳しい説明や画像が見たい方は、「続きを読む」を押して下さい。)

8月のレモンの木
トピックス · 18日 8月 2024
8月になり、お盆が過ぎても非常に暑い日が続いています。たなべ内科クリニックのシンボルツリーのレモンの木も、夏の強い日差しの中で、たくさんの葉を付けています。たなべ内科クリニックのレモンの木は、地中海が原産地のビアフランカという種類のレモンの木で、冬に暖かく夏に乾燥している地域が栽培に適していると言われています。日本では、比較的温暖な地域である瀬戸内の地域が栽培に適しているとのことであり、たなべ内科クリニックのレモンの木も、この8月の暑い日差しの中で葉をつけて、すくすくと成長しています。

腎盂腎炎
トピックス · 08日 8月 2024
腎盂腎炎とは、腎臓と尿管をつなぐ接続部位である腎盂に細菌感染をおこす病気です。腎臓で作られた尿は腎臓内の腎盂に集められ、腎臓と膀胱をつなぐ尿管という管を通って下腹部の膀胱に移動し、その後体外に排出されます。体外から侵入した細菌が尿の流れの向きに逆らって逆行性に腎盂まで侵入することで腎盂腎炎は起こります。腎盂腎炎を発症すると、高熱や背部痛を認め、時に嘔気や嘔吐などの消化器症状を認めることもあります。また炎症が高度になり細菌感染が広がると、血管内を流れる血液に細菌が侵入することで敗血症という状態となり、血圧低下や臓器障害など全身状態の悪化をきたすこともあります。腎盂腎炎の診断は、背部痛を伴う高熱を認め、検尿で尿路への細菌感染の有無や血液検査で炎症反応の上昇などを確認することで診断されます。腎盂腎炎は抗生剤を一定期間投与することで多くの場合改善しますが、尿管結石や尿路の腫瘍性病変などの併存により尿の排出障害を伴う場合には、専門の泌尿器科でステントの挿入などを行い閉塞を解除するドレナージ治療が必要となることもあります。(さらに詳しい説明や画像が見たい方は、「続きを読む」を押して下さい。)

8月の休診日について
たなべ内科クリニックの令和6年8月の休診日についてお知らせをさせていただきます。8月10日(土)は通常の土曜日と同様、午前中のみの診察時間(9時~12時30分)となっています。8月11日(日)は山の日の祝日で、8月12日(火)は振替休日になっています。そのため、たなべ内科クリニックでも11日と12日は休診させていただきます。 8月13日(水)、8月14日(木)、8月15日(金)の3日間は、お盆休みとさせていただき、休診日となりますので、8月11日から15日までは休診とさせていただきます。8月16日(金)からは通常の午前・午後の診察とさせていただきます。 ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程よろしくお願いします。

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