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AEDカプセルトイ

先日当クリニックのスタッフが、お子さんとガチャガチャをして手に入れたAEDのカプセルトイをクリニックに持ってきてくれました。AEDとは、心停止の時に機器が自動的に心電図の解析を行い、心室細動という致死的な不整脈を検出した時には、不整脈を止める電気通電を行う「自動体外式除細動器」です。スタッフが持ってきてくれたのは、たなべ内科クリニックで常備している日本光電製のCardiolife AED-3100のAEDのフィギュアでした。このフィギュアは日本光電の協力のもとバンダイにより制作・販売されているカプセルトイで、AEDの形状やパーツ構成が忠実に再現されています。実物ではオレンジのプラスチック製の蓋を開けるために矢印のマークの付いた青色のレバーがAEDの電源スイッチとなっていますが、フィギュアでも本物と全く同じように電源スイッチを引き下げてAEDを開けるようになっています。内部も忠実に作られており、成人と小児の切り替えスイッチもついていて、切り替え可能で、ショックボタンもキチンと押せるようにできています。改めて、当クリニックの実物と比較してみると、とても精巧に作られていました(さすがに、自動音声ガイドが流れたり、ランプの点滅や通電はできませんが)。私の娘も、よくできているAEDのフィギュアを見て実物も見たいというので、クリニックで実物と比較してみました。AEDの使い方など日本光電のサイトの動画で見たりして、とても興味を持ってみていました。AEDの普及・啓蒙のために、一般の方にも親しみやすい形のフィギュアとなっているのは、とても良いアイデアだと思います。少し調べてみると、玩具メーカーのバンダイの事業部では製品化にかなりこだわって仕事をされた様子でした。

 

J-CASTニュースの記事

 https://www.j-cast.com/2020/10/04395463.html

 

参考ブログページ:AED