· 

内視鏡洗浄機

今回は、たなべ内科クリニックにて導入した内視鏡洗浄機について説明したいと思います。

当クリニックでは、カイゲンファーマ社のクリーントップKD-1という内視鏡洗浄機を採用しています。この洗浄機は、強酸性電解水による消毒とアルカリ洗浄にて、確実な洗浄・消毒を行うことができます。内視鏡使用後には、表面や内視鏡チャンネル内をまずは手洗いにて、きれいに洗浄します。その後内視鏡を洗浄機にセットして、洗浄と消毒を行うのですが、KD-1ではセットされた内視鏡を最初に専用のアルカリ洗剤による洗浄によって、手洗いでは完全に取り切れなかった表面や管路内に付着している有機物を除去・洗浄します。そして、KD-1では微量の食塩水を電気分解することにより、強酸性電解水を生成します。KD-1が行う電気分解では、その陽極側はPH2.7以下の強酸性となり、ここで次亜塩素酸が作られます。この次亜塩素酸の殺菌力はPhに依存するため、強酸性にすることで、生成された次亜塩素酸は高い殺菌力を示し、この次亜塩素酸で内視鏡を消毒洗浄することで、その殺菌力によりさまざまな細菌、真菌、ウイルスなどの微生物を消毒することができます。

また、現在COVID-19の感染拡大がみられる中で、この強酸性電解水を使った消毒は、新型コロナウイルスに対しても有効性を示すデーターが大阪医科大学とカイゲンの共同研究で示されています。

 

大阪医科大学のホームページ(リンク):酸性電解水( 有効塩素濃度10ppm)で新型コロナウイルスを不活化できることを確認-カイゲンファーマ株式会社との共同研究

https://www.osaka-med.ac.jp/news/research/f2pjgc000000ixt4.html