3月3日の開院に向けて、2月に入ってから院内研修が始まりましたが、2月4日と5日と2日かけて内視鏡研修を行いました。オリンパス社の方に来ていただき、内視鏡システムに関しての説明と、また処置具に関しての説明をしていただきました。当院で採用したオリンパス社の内視鏡システムX1 CV-1500は昨年7月に発売開始となったばかりの最新機種です。以前のELITEシリーズから改良され、前面のタッチパネルによる操作が可能で、キーボード不要となりました。TXIという構造変化や色調変化が少ない病変を発見しやすくする画像強調システムや、RDIという粘膜下の深部血管や出血時の出血源の観察がしやすくなる画像強調のモードが新しく導入されています。またEDOFというピント調節の新技術も採用されており、新システムにより内視鏡検査・治療の質向上が期待されます。新しい光源システムの操作方法などについて、詳しくオリンパス社の方にご説明いただき、またポリープ切除などの処置にて使用する内視鏡処置具に関しても、デモで体験させていただきました。3月の開院に向けて、新システムを十分活用した医療が行えるように研修を行うことができました。オリンパス社の方々には大変感謝しています。ありがとうございました。
