2021年1月20日は、たなべ内科クリニックにレントゲン装置が搬入される日でした。SHIMADZUのX'sy Proが搬入されました。SHIMADZUのスタッフの方々が、レントゲン装置を組み立ててくれたのですが、組み立て前の装置には多くの部品が組み合わされている状態でした。このような組み立て前の状態を見ることはなかなかないので、組み立て作業を見ていると、レントゲン装置も改めて精密機械であることを実感します。今回、たなべ内科クリニックにて採用したレントゲン装置であるSHIMADZU X'sy Proは、デジタルのレントゲン装置です。これは、従来のレントゲン装置の様に実際にレントゲンのフィルムを現像してレントゲン写真を作るのではなく、撮ったレントゲン画像はデジタル情報として、レントゲン現像装置から電子カルテに送られます。送られた画像情報は、電子カルテのモニター画面上で見ることができ、フィルム・レスでレントゲン画像を管理・参照することができます。消化器内視鏡専門医でもあり、また総合内科専門医でもある当院の医師の診療において、肺炎や肺の腫瘍性病変、気胸などの肺の病変や心不全の状態など心疾患の状態を判断する場面や、または腸閉塞などの腹部の病気を診断する場面などで活躍してくれると思います。