胃内視鏡検査

「おえっおえっ」と吐き気で苦しむことなく、丁寧な観察で微細な病変も見逃さない胃カメラ検査を受けていただきたいと思っています。

 口からの胃カメラの検査にて、「おえっ」となった経験のある方は何人もおられると思います。実際どれくらい「おえっ」となるかは、嘔気反射が強い方もおられれば、比較的嘔気を感じられない方もおられ、確かに個人差があります。当クリニックの口からの内視鏡は、オリンパス社の上位機種の内視鏡のなかでは最も細い内視鏡GIF-H290を採用しており、患者さんになるべく負担をかけない検査を行っています。また、どうしても嘔気の反射が強い患者さんには、経鼻内視鏡での検査も可能です。当クリニックでは、ハイビジョン対応のしなやかで柔らかい経鼻内視鏡であるGIF-H190Nを使い、また鎮静薬を使うことで、患者さんが感じられる嘔気を、かなりの割合で軽減させることができ、たいていの場合、患者さんが眠っている間に検査は終了します。

 そして、当院の内視鏡システムでは、内視鏡の画像を作る核となる内視鏡光源の機器として、2020年7月に発売されたばかりのオリンパス社の最新の最上位機種であるEVIS X1 CV-1500を導入しています。これは、以前のオリンパス社の光源システムにはない新しい画像処理機能が付けられた高性能の光源システムで、高画質の画像での検査が可能になりました。このオリンパス社の最新式の光源装置であるCV-1500は、広島の呉地区では、たなべ内科クリニックが最初に採用しました。

 たなべ内科クリニックでは、患者さんへの負担がかかりにくい優しい内視鏡を使用しており、「おえっ」と吐き気で苦しむことなく、鎮静剤を使えば眠ったままで、最新の内視鏡システムによる高画質の画像による質の高い内視鏡検査を受けていただけます。

検査の目的

  • 嚥下困難、胸やけや腹部膨満感、上腹部痛、黒色便などの症状がある時には、食道や胃、十二指腸に原因となる病気がある可能性があります。
  • 内視鏡検査を行うことでわかる病気として、逆流性食道炎、食道癌、急性胃炎、胃潰瘍、胃がん、十二指腸潰瘍、粘膜下腫瘍などの疾患があげられます。
  • その中でも、現在胃がんは日本人がん死亡原因の男性は2位、女性で3位であり、早期発見と早期の治療が必要です。
  • 胃潰瘍や十二指腸潰瘍、さらに胃癌の発生にはピロリ菌の感染が大きな主原因の一つであることがわかっており、当クリニックではピロリ菌の検査や除菌治療を行うことができます。(ピロリ菌の検査や除菌治療に関して、保険適応となるのは、基本的に内視鏡で胃の観察を行った場合です)
  • 食道癌は、喫煙や飲酒が発症の原因の一つであることがわかっています。早期の食道癌は、時として診断が難しい場合があり、その発見には丁寧な質の高い検査を行う必要があります。
  • 胃癌や食道癌が発病した場合にも、早期であれば内視鏡による治療、または外科的手術により完治が可能です。
  • 胃内視鏡検査は、これらの病気の早期発見・早期治療を行う上で、非常に有効な検査です。

 

検査の方法

  • 検査当日は朝食はとらずに来院してください。また、定期的に飲まれている内服薬に関しては、当クリニックに受診して予約を取った時に行う指示に従ってください。(当クリニックでは、現時点では電話のみでの検査予約は行っておりません。検査をご希望の方は、一度クリニックを受診し医師の診察を受けたうえで、内視鏡検査の予約をとる流れとなっています。)
  • 胃内視鏡を検査の前に、喉に麻酔をかけます。麻酔の液を喉に含んだり、喉や鼻の奥にスプレーをかけたりします。
  • 胃の蠕動を弱める注射と、希望により鎮静薬を静脈注射します。鎮静薬を注射すると、ほとんどの方が、たいていの場合ほぼ眠ったままの状態で検査を終えられます。
  • 胃内視鏡の検査自体は、10分程度で終了します。終了後は、鎮静薬を使用された患者さんは、麻酔が覚めるまでベッドに横になって、ゆっくり休んでいただきます。
  • ただし、鎮静薬を使用した場合には、検査後当日はご自身での車の運転ができません。検査当日は、公共交通機関で来られるか、車での来院を希望される方は他の方に運転や送迎していただくようにお願いします。